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旅でこんなの食べてました

 どうもご無沙汰しております。DOGMASKです。
 iphone4Sが事情によって今日は予約できないので、腹いせにブログを更新します。

 最近はと言いますと、表立って言えない変形ロボット3体のデザインをやってそれが発売されたり、
 再来年あたりに動きそうな日米プロジェクトのアニメの原案デザインをやったり、
 来年春から放映されるであろう巨大ヒロイン特撮のデザインワークをいっぱいやったりしました。
 小学生バトルホビーのモンスターデザインなんかもやりましたけど、いずれもアナウンスできるものが限られており、許可が下りたる日には、なるべく声を大にしてアナウンスしていきたい所存であります。

 そんで、なんとか8日間ほどお暇をいただくことができましたので、今年も山陰本線の旅を敢行しました。
 まあ、このために毎年働いているようなもんですよ。
 それはウソですけど、年に1回のロンバケであります。
 今回は京都~出雲に留まらず、山陰本線の終点幡生、さらにその先の下関まで足を伸ばし、さらに松江、京都、大阪に戻るというコースで、名付けて山陰本線完全走破の旅でありました。
 まあ旅話なんか興味のない方も多いと思われますので、主だった『美味しいもの』を中心に紹介していきますね。

↓続きを読む
■出雲――出雲そば・蘇
 出雲大社近くにやくもという出雲そば屋がありまして、ここでいっつも美味しいお蕎麦をいただきます。
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昔は農家の方たちがこれをお弁当にしたということで、携帯性の高い段々割子になっていますが、当時の食品衛生を管理していた警察署長が、四角い器だと隅っこに雑菌がたまるため――ということで丸い器になったそうです。
出雲の蕎麦は太くがっしりした十割蕎麦。のどぐろを使った濃いそばつゆを回しがけしていただきます。
喉ではなく歯でがしがしと味わう感覚は非常に食べ応えがあるですよ。

ちなみに出雲駅では出雲そば弁当という、なんというかソリッドなお弁当もあります。
こちらできたての蕎麦を入れてくれるので鮮度は満点であります。
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 古代出雲博物館に行くと、古代日本のスイーツであるところの蘇をいただくことができます。
 牛乳1リットルを3時間煮詰めると、乳脂肪分が固まってとろけるような甘みとコクのお菓子になります。例えるならレアチーズケーキから甘さと酸味をギリギリまで淡くした感じでしょうか。
 アイスティーと、二種類の牛乳から作った蘇のセットで1000円。
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 ちなみにこれは生蘇というソフトなタイプで、マジモンの蘇はもっと煮詰めてあり、固く色も濃いそうです。奈良ではコンビニでさえ売っていると聞きますが、本当かな?

 ちなみに夜はまた出雲そばを食べたり、わざわざスパイス王国出雲店なるところに行ってカレーを食べたりとご乱心しておりました。ホテルに帰ったらHGガンダムAGE-1を作ったりと、あんたいったい何しに来たの状態ですね。IMG_0867.jpg

 古代日本神話の舞台でありますところの出雲は、駅前からしておろち通り、くにびき中央通りと、神話テイストいっぱいであります。
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 出雲大社は現在遷宮中ですので、ご神体は本殿の目の前の仮殿にあるのですが、自分の周りのひとたちの壮気健全
所願成就を祝ってまいりました。自分はついでで。
 古代出雲歴史博物館は相変わらず出雲大社古代の柱があったり300を超える銅剣がそのまま飾ってあったりと驚くこと甚だしいのですが、大社から稲佐の浜を見渡すと、そういった知的興奮から解放されて、いろいろな想いにふけったりするです。
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■下関――くじら料理
 出雲で二泊ほどしてさらに西――下関に向かいました。
 途中二回も乗車券を落としてアナウンスされたりして、この先大丈夫なんでしょうかと思った次第。
 途中益田という駅で降りたのですが、ここは“北朝鮮に拉致された疑いが排除できない”にもかかわらず、政府に認定されていない、『特定失踪者』の益田ひろみという方が行方不明になったその場所です。
 駅の待合室がおじいのたまり場になっており、駅弁を探してたところ、『そこ出たところにローソンがあるから』と言われまして、いやいや自分は土地のものが食べたいんですよ、と返したところ、
 こんな狭い町なんにもねェよ――と吐き捨てられました。まあ確かに大阪王将しかなかったけど。
 なんとなく不思議な土地柄に感じられました。まあそれはいいです。

 下関の街はデカいですね。中央に大使館みたいな超高級レストランがあったり、大宮とか八王子みたいに立体通路が栄えていたり。
 でも、一番驚いたのは、例えばいかにもガラの悪そうな兄ちゃんがガラ悪く歩いてるんですけど、9時ごろ過ぎると街から人がいなくなるんですよね。
 降り立ったその日、下関にグリーンモール――別名リトルプサンと呼ばれるコリアンタウンがあるということで、じゃあ焼肉でも食ってスタミナ付けますかと思ったんですけど、かなりの店が閉まってる。プサンというところに行ったことはないですけど、多分これはリトルすぎてプサンじゃないんだろうなと。まあなんとか夕飯にはありつけましたが、ケンタッキーやロッテリアも9:00ごろに閉まっちゃうので、夜は転々と存在するセブンイレブンが頼りでした。
 次の日は調整日という予定で、要するにゴロゴロしていたんですが、夜は今回のメインイベント、くじら料理を食しに行きました。下関くじら館。店内にはリリー・フランキーさんの描かれたおでんくん色紙もあったりしました。
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店内では鯨のコースをいただきまして。貧乏なので7~8千円にまとめてくださいとお願いしました。
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 くじらの心臓と、くじらと苦瓜の和え物。

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 年に一頭だか二頭だかしか獲れないナガスクジラのるいべ刺身、イワシクジラの刺身。だったかな?

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 上段左から百尋、つまりクジラの大腸。ミンククジラとイワシクジラで味比べができます。あとはイワシクジラのベーコン、豆ワタ、つまり腎臓。
 下段はさえずり、つまり舌と、右下はクジラの第一の胃だそうです。コリコリして美味しかったです。

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 尾羽、つまり尾びれの酢みそ和えです。コラーゲンがしょりしょりと。

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 背中の皮と根菜の炊き合わせ。昆布出汁が中心になっていて優しいお味です。

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 クジラの竜田揚げ。自分なんかは給食でクジラを食えた最後の世代なんですが、こうやって甘辛いたれでいただくと、こんなに美味しかったっけ? と記憶が紛らわしくなります。おのれシーシェパード。

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和風ソースのクジラサイコロステーキ。お肉がっしり。

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串カツ。自分は関東の人間なので、牛とか鯨とか血の濃い赤みのカツってあんまりなじみがないんですけど美味しいですね。

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 最後はクジラの赤身を塩漬けにしたものをほぐしてクジラ茶漬け。
 山口国体が次の日に迫っており、ゴツイおっさんがいっぱいでした。
 お店の若女将は美人さんでした。なぜかおもちゃデザインと必殺の話に。

 次の日は下関を発つのですが、下関は金子みすず推しで、みすず潮彩という観光列車に乗り、ふく寿司弁当という、なんというか非常に肉厚のふぐをおしみなく使った美味しいお弁当をいただきました。
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うにくらげの和え物なんかもあったりして。

■松江――宍道湖七珍
 島根県の東のほうに、宍道湖というデカイ湖がありまして、本州を内側とするなら、出雲とかは宍道湖を挟んで外の日本海側、島根半島に属するわけです。
 日本神話では、ヤツカミズオミツヌノミコトという神様が、日本の国土を広くしようとして、よそから島を引っ張ってきたときに出来た隙間が宍道湖になったと言われ、これが有名な国引き神話となるわけなんですけど、宍道湖ではおかげで海水で獲れる魚もいたり、シジミやエビやまあいろんな美味しい海産物が古代からいただけるのです。
 それを出してくれる料理屋が、松江の川京というお店。
 店の大将を小林稔侍が演じて二時間ドラマになったという知る人ぞ知る店で、予約も三月前ぐらいじゃないと確実には取れません。ハッキリ言って自分はここに寄るだけのために松江に降りました。4年前から言ってるのでさすがに顔を覚えられていました。

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ベニズワイガニとバイ貝と名前忘れちゃった貝のボイル。バイ貝の奥のみそが絶品です。
家庭的な料理屋なので、こちらが困ってると若女将が殻を割ってくれたりします。

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右は大将オリジナル、世にも珍しいうなぎのたたき。もちろん加熱済みのものですが。とんぶりといただきます。
左はうなぎの薫製。やわらかいうなぎに薫製の香ばしい香りがたまりません。です。

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はまちとさんま――だった気がする――と甘エビの刺身。
甘エビはエビみそ大量にちゅーちゅー。

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カワエビの唐揚げ。このほかに宍道湖ではモロゲエビ、テナガエビなんかも獲れます。さくさく。

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 そしてこれが最近の川京の必殺メニュー、塩辛フォンデュ。
 イカワタの塩辛と生クリームと何かを煮立てて、そこに生野菜をつけて食べます。異常に美味しい。
 イカワタの臭みをどうやって取ってるんだかわかりませんでした。フォンデュなら白ワインかなーとか思ったんですが、ワイン類は入れてないそうです。バーニャカウダーっぽいですね。

 ちなみに自分、お酒が飲めません。
 いや正確には飲めるんですけど、処方してもらっている薬と相性が悪いのでストップしております。
 そんな人間がなんで小料理屋で毎年メシ食ってんのかと言うと、コイツのせいです。
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 スズキの奉書焼き。
 時の為政者、出雲松江藩藩主――不昧公こと松平治郷がああしてこうして、地元民に奉書に包んで焼いてもらったスズキが旨くて旨くて――みたいな逸話があるのですが、そのエピソードをまったく裏切らぬ旨さ。
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 身のがっしりしたスズキの肉、たっぷり染み出る肉汁、とろとろになった頭部周りのコラーゲン、奉書に包まれているため焦げ臭さもなく、水分も逃げないまま、ひたすら凝縮されたうまみを薬味ポン酢でいただきます。
 もう肉なんか目じゃない大迫力。ごちそうさまでした。また来年も来ます。
 毎年となりの席の人と盛り上がって、一品おごっちゃう癖があるので困ります。しらふなのに。貧乏なのに。
 今年は大将から店外で直々にお礼を言われ、なんだか恐縮してしまいました。

 それそれそんなわけで日本最大の路線である山陰本線を往復して京都に戻り、大阪から深夜バスで体力をガリガリ削られながら東京に戻ったわけですが、京都では必ず嵐山の渡月橋に寄り、昼下がりの光景を写真に収めます。
 そうすることで、自分の時代劇スピリッツが再燃焼するんです。
 今年は邪魔が入ってしまいましたけど。
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 嘘。邪魔じゃないよ。
 多くの玩具者さんたちがそうしてくれているように、自分もお前たちといっしょに旅をしてきたんですよ。
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Re: No title

>はぐはぐさま
おもちゃを持っていないといろんな意味で死んでしまいますので、旅に行く際は必ず持っていってるですよ。
旅先で買うのもおつですね。『京都のこひるはひと味違う』みたいな。
メリエンダさんも連れて行ってるんですけど、こひるさんが京都太秦映画村で写真を撮ったのに対し、
メリはメリで、是非ここで撮りたいというスポットがあるんですけど、なかなか行く機会に恵まれません。

旅はいいですよ~。
一年ちょっとずつ積み立てをしたらいいんじゃないですかね。
社会人になっちゃうと、時間的になかなか難しいですけどね~。
プロフィール

DOGMASK

Author:DOGMASK
■だいたいのお仕事リストはこちら

・おもちゃデザイナー
・絵描き
・ライター(主に時代劇・玩具)
・物語描き

東京は八王子に住んでおります。1970年2月24日生。
必殺シリーズおよび時代劇全般と可動フィギュアを愛しており、なんとかその辺界隈で食いつなぐべく、日々邁進しております。
変形ロボットデザインしたり、萌えフィグデザインしたり燃えフィグデザインしたり、メカデザインしたり怪獣デザインしたり、衣装デザインしたり変身ヒロインデザインしたりしています。
『ミクロマン200X』『武装神姫』『トランスフォーマーGT』『マイティレディ・ザ・シリーズ』『魔法少女てんてるマロン』キャラクターデザインワークス、
『必殺シリーズ完全殺し屋名鑑』『必殺シリーズ完全闇知識』『必殺DVDマガジン』『必殺仕事人2009公式ガイドブック』執筆編集などなど。
年に一回は出雲に行かないと死ぬ病気です。ああもう死んだ。

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