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書いていいこと・いけないこと

 よくお問い合わせいただくお話しです。
 先日もメッセージをいただきましたので、良い機会だから書いておきますね。

1.なぜDOGMASKは玩具絵を描かないのか?

 たとえば神姫。個人的には可愛いムスメたちですし、描きたい気持ちでいっぱいです。
 ライト4弾どころか、人様のデザインした神姫だってカキカキしてみたいです(笑)。
 ただ、自分はデザインをメーカーさんに卸した玩具デザイナーであり、その権利はコナミ様のものですので、少なくともデザイナー側である自分は、オフィシャルやアンオフィシャルを問わず、勝手に描くことはまかりならない、という認識でおります。
 これはミクロマンも同様です。
 他のデザイナーさんで描いてらっしゃる方もいらっしゃいますが、自分の絵はそもそも需要ないだろっていうのもありますし。
 そんなですから自分のサインも持ってません。

 オリジナルイラストや4コマ、バリエーション案とか壁紙とか色々描きたいですけど(´ワ`それはオフィシャルでそういう機会が設けられたら──の話ですネ。

 ×ちょっとミクロマンのほうは、事情があって描けるかもしれません──。
 ○ちょっとミクロマンのほうは、なーんにもない状態なので逆に描けるかもしれません──。

2.なぜDOGMASKは裏話を書かないのか?

 裏話ってのは例えば絵ならボツ稿、文章なら制作秘話みたいなやつですね。
 なぜ書かないかっていうと、これは三つ理由がありまして。

 まず自分は、出版界ではライターや企画構成なんかもやっておりますが、玩具界では基本的にデザイナーでして、デザイナーはデザインをメーカーに納品するのが仕事です。一方出版メディアは、情報を発信するのが仕事です。
 そんで、仮に自分の情報に300円分の価値があったとします。ないと思いますが(汗。
 出版社はその情報で300円の本を8000部刷るとします。全部売れたら240万の売り上げです。
 ところが、その情報を自分がブログで書いてしまったら、その出版社の240万の商売を邪魔してしまうわけです。
 ブログで書いた情報は出版として一切価値がなくなるわけではないですが、一点の曇りもない初出情報ではなくなります。
 これは、一介の玩具デザイナーがやっていい行為を逸脱しているかもしれないな、と思ったりします。
 もちろん、リップサービスも含めての商売だとは思うのですが、情報で食べている業種の方というのは厳然と存在しているわけですし……。
 まあ、程度の問題なんでしょうけどね。

 あと、ボツ画などは基本的に、ボツ画含めてメーカーさんへ納品していますので、自分に商業的著作権はないため、自分の一存では公開できません。
 っちゅーかヘタですし(笑)。

 最後の理由なんですけど、まず大前提として、『武装神姫』や『ミクロマン』といったコンテンツのファンはいても、自分そのもののファンというのはいないと思うのですよ。もし仮にいても、それはコンテンツから自分を知ってくださった方に違いないわけで、やっぱり知りたいのはコンテンツの情報なわけです。
 ミクロマンがいつ復活するかを知りたい人はいても、自分が今年いつ出雲大社に行くかを知りたい人はいないわけです。
 さっきリップサービスの話をしましたが、それでも一流デザイナーさんでしたら、語ることそのものが商品の販促につながりますからいいんですよ。
 いっぽう自分が、訊かれてもいないのに一流のデザイナーさんの真似してペラペラと裏話を喋っても、自分語り恥ずかし過ぎ的な意味で、赤っ恥をかきます。コンテンツ──というか商品にまつわる情報のみでしたら、それこそ前述の出版メディアの役目ですしネ。
 他のパパンはパパン自体にキャラクター的価値、カリスマ的価値があるため語ってもいいけど、自分はなぁ……と思ってます。そもそも需要がないんですから。
 というわけで、裏情報などは、いずれオフィシャルでそういう機会が設けられたら、恐れながらと──の話ですネ。

 リアルでお会いした方はわかると思いますが、人間として無口なわけではないのですヨ。
 
 一方玩具デザインの話ではなく、必殺シリーズ関係の裏話はどうだと言うと、これまた色々積年の事情がありますので自粛なのです。

 いや~、難しいです。世の中。
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No title

なんとなーく表現が難しいのですが。
私はロボットのデザインというと大河原氏が最初に思い浮かんだりする世代だったりします。
なので、好きなメカデザイナーさんはと聞かれれば、骨太なロボを描く氏の名前が出てくると思います。
氏がどういう人となりか?は知りませんが、ファンですと言えると思います。
砕いて、こひるのデザインが好きです。
というのは、dogmask氏のデザインが好きです。と同じ意味ではないのでしょうかとも思います。

ちなみに私もミクロマンを数体持っておりますが、きっかけは、たまたまコンビニで見た玩具雑誌(クアント)のマンガを見て、
(当時からのファンからは怒られるのでしょうけどw)
スマートな美形になったミクロマン達(丁度、限定のファルコンとマノン)を見、そのままザラスへ行って衝動買い!から可動フィギュアに興味を持ち始めました。
ミクロマンというコンテンツに興味があるから買いました。では無く、デザインが格好良かったからミクロマンを買いました。という私みたいなミクロマンのファンも、他に居るんじゃないかなと思います。

長くなりましたが、版権~みたいな物もあって動けない部分まで無理せず、つらつらと期待してますw

>こひるの背中
六角形というと…まさか某お醤油メーカー!?

Re: No title

>祭さん
ミクロマンの頃からいろいろ支持して頂いてありがとうございます。
おっしゃるとおり、コンテンツのファンか、そのコンテンツを手がける人間のファンか、というのは、境界線があいまいになってしまう部分があると思います。
自分が手がけた玩具のファンというのはよく存じているんですけど、そこから自分のファンになりましたという方は、実はあんまり直接聞いたことはないので、そう言っていただけるとうれしいです。というか、なんか救われた気がします(笑)。
応援のお言葉、どうもありがとうございます。
ひとりでもふたりでもこういう言葉をかけていただけると、どれだけ嬉しいか(汗笑)。

> >こひるの背中
> 六角形というと…まさか某お醤油メーカー!?

さ、さあ……(汗笑。
プロフィール

DOGMASK

Author:DOGMASK
■だいたいのお仕事リストはこちら

・おもちゃデザイナー
・絵描き
・ライター(主に時代劇・玩具)
・物語描き

東京は八王子に住んでおります。1970年2月24日生。
必殺シリーズおよび時代劇全般と可動フィギュアを愛しており、なんとかその辺界隈で食いつなぐべく、日々邁進しております。
変形ロボットデザインしたり、萌えフィグデザインしたり燃えフィグデザインしたり、メカデザインしたり怪獣デザインしたり、衣装デザインしたり変身ヒロインデザインしたりしています。
『ミクロマン200X』『武装神姫』『トランスフォーマーGT』『マイティレディ・ザ・シリーズ』『魔法少女てんてるマロン』キャラクターデザインワークス、
『必殺シリーズ完全殺し屋名鑑』『必殺シリーズ完全闇知識』『必殺DVDマガジン』『必殺仕事人2009公式ガイドブック』執筆編集などなど。
年に一回は出雲に行かないと死ぬ病気です。ああもう死んだ。

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