必殺DVDマガジンと最近の出来事

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 長いこと留守にしてスミマセン! 
 ネタはあったんですけど、ブログを更新するほどかいな、っていう決定打に欠けておりました!
 さて最近は――あ、その前に宣伝を。 

 おもちゃデザイナーとして自分のことを知ってくださっている方々にはあんま興味のない話かも知れませんが、
 自分は朝日放送さんの『必殺シリーズ』関連書籍の企画構成・ライターもやっております。
 最近は講談社さんの『必殺DVDマガジン』です。
 全体の構成は講談社さんがなさっていて、自分は資料提供およびライターと監修をしております。
 1stシーズン10冊、2ndシーズン9冊が出ておったのですが、昨日とうとう2ndシーズン最後の1冊、
 『土左ヱ門―必殺からくり人血風編―』が発売となりました。
 世間一般的には決して派手な作品ではありませんが、侠の臭いプンプンの、荒っぽくて情の深い必殺です。
 よかったらお買い求めください。名エピドードが2本収録されています。

 で、最近ですが、9月上旬に自分がデザインをさせていただいてロボ玩具3体が発売されます。
 契約の都合上、具体的に何をやりましたと言うことはできないのが残念です。
 変形モノです。なんとなく気にかけていただけたら。無理か。

 また、おそらく今月中に、特撮番組のアナウンスがあると思います。
 自分が楽しく楽しくヒロイン・制服・怪獣などのキャラクターデザインをさせていただきました。
 いや正直まだ終わってないんですけど(笑)。
 近いうちにアナウンスができると思いますのでお待ちいただければと。

 最近は辛くないインドカレーといろはすにハマっています。DOGMASKでした。
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武装神姫4周年とこれからの玩具

 今日は、『武装神姫』4歳の誕生日なんですね。
 おめでたいことでございます。

 いや、本当に尊いことなんですよ、こういうのは。
 昨今の不況の折、メディアに依存しないオリジナルキャラクターの企画を通すなんてのは、そうそう簡単にできるものじゃありません。
 メディアがなければ企画が通らない、メディアがこけたらみなこけた、なんてのがデフォですから。あとは作家のネームバリューを武器にしたりとか。それにしたって社長決裁のハードルは高いです。
 そんなのをオリジナルキャラクターで4年間続けるなんて、並大抵の努力じゃあ無理です。

 そもそも、立体の玩具という商品そのものが、本来は極めてリスキーだと思ってるんですよ、自分。
 金型代は尋常じゃないわ、製造コストも素材コストもハンパなくかかる、しかも組み立てや塗装の人件費もかかって、結果その分価格に上乗せされて、粗利だってほかのメディアに比べたら、そう見込めたもんじゃありません。
 誕生するだけでもこれだけ大変なのに、そっから宣伝費ややゲームとのリンクやら必要なわけですよね。
 予算もマンパワーも、いくらあっても足りません。
 でも『立体物』には立体物の魔力がありますので、玩具は消えてなくなれないんですよね。
 個人的には、家庭用3Dプリンターが精度・強度・スピード・コストなどが発展、一般に浸透していくことによって、玩具は今後、データによるDL販売が増えていくんじゃないかなーと、弱い脳味噌で想像しています。
 そうすることによって金型製作やパッケージングなどの工程が省けて、開発期間・製造期間も効率化します。
 組み立てや材質の調達をユーザーに振ることによってお値段も安くなりますし、こー言っちゃなんですけど、ある程度の破損や紛失のクレームに対してのリスクヘッジもできます。
 もちろん流通や3Dプリンターのスペックやら問題は山積みで、とうてい現実的ではないんですが、そんなことも考えたりします。まあみんな考えてることだと思いますけんども(笑)。
 それはさておき。

 自分も一デザイナーとして末席を汚させていただいたわけですが、コナミのスタッフの方々はとても志が高い強者です。お仕事いただけただけで光栄でした。おかげで、自分ならではの仕事ってなんだろう──みたいなとっかかりに脚を踏み入れることを始められたような気がします。
 最近はロボ玩具のデザインなんかやっておりまして、可動フィギュアのお仕事に飢餓状態なのですが、神姫の動向はもちろん、毎日チェックさせていただいています。
 ついでによからぬ謀(はかりごと)を考えたりもしています。
 それそれそんなわけで、日本玩具界におけるオリジナルキャラクターフィギュアの流れを絶やさぬためにも、神姫が末永く続きますよう、心からお祝いしております。

 事情により神姫絵が描けませんので、こんな能書きにて失礼いたします!
 ハピバス!

書いていいこと・いけないこと

 よくお問い合わせいただくお話しです。
 先日もメッセージをいただきましたので、良い機会だから書いておきますね。

1.なぜDOGMASKは玩具絵を描かないのか?

 たとえば神姫。個人的には可愛いムスメたちですし、描きたい気持ちでいっぱいです。
 ライト4弾どころか、人様のデザインした神姫だってカキカキしてみたいです(笑)。
 ただ、自分はデザインをメーカーさんに卸した玩具デザイナーであり、その権利はコナミ様のものですので、少なくともデザイナー側である自分は、オフィシャルやアンオフィシャルを問わず、勝手に描くことはまかりならない、という認識でおります。
 これはミクロマンも同様です。
 他のデザイナーさんで描いてらっしゃる方もいらっしゃいますが、自分の絵はそもそも需要ないだろっていうのもありますし。
 そんなですから自分のサインも持ってません。

 オリジナルイラストや4コマ、バリエーション案とか壁紙とか色々描きたいですけど(´ワ`それはオフィシャルでそういう機会が設けられたら──の話ですネ。

 ×ちょっとミクロマンのほうは、事情があって描けるかもしれません──。
 ○ちょっとミクロマンのほうは、なーんにもない状態なので逆に描けるかもしれません──。

2.なぜDOGMASKは裏話を書かないのか?

 裏話ってのは例えば絵ならボツ稿、文章なら制作秘話みたいなやつですね。
 なぜ書かないかっていうと、これは三つ理由がありまして。

 まず自分は、出版界ではライターや企画構成なんかもやっておりますが、玩具界では基本的にデザイナーでして、デザイナーはデザインをメーカーに納品するのが仕事です。一方出版メディアは、情報を発信するのが仕事です。
 そんで、仮に自分の情報に300円分の価値があったとします。ないと思いますが(汗。
 出版社はその情報で300円の本を8000部刷るとします。全部売れたら240万の売り上げです。
 ところが、その情報を自分がブログで書いてしまったら、その出版社の240万の商売を邪魔してしまうわけです。
 ブログで書いた情報は出版として一切価値がなくなるわけではないですが、一点の曇りもない初出情報ではなくなります。
 これは、一介の玩具デザイナーがやっていい行為を逸脱しているかもしれないな、と思ったりします。
 もちろん、リップサービスも含めての商売だとは思うのですが、情報で食べている業種の方というのは厳然と存在しているわけですし……。
 まあ、程度の問題なんでしょうけどね。

 あと、ボツ画などは基本的に、ボツ画含めてメーカーさんへ納品していますので、自分に商業的著作権はないため、自分の一存では公開できません。
 っちゅーかヘタですし(笑)。

 最後の理由なんですけど、まず大前提として、『武装神姫』や『ミクロマン』といったコンテンツのファンはいても、自分そのもののファンというのはいないと思うのですよ。もし仮にいても、それはコンテンツから自分を知ってくださった方に違いないわけで、やっぱり知りたいのはコンテンツの情報なわけです。
 ミクロマンがいつ復活するかを知りたい人はいても、自分が今年いつ出雲大社に行くかを知りたい人はいないわけです。
 さっきリップサービスの話をしましたが、それでも一流デザイナーさんでしたら、語ることそのものが商品の販促につながりますからいいんですよ。
 いっぽう自分が、訊かれてもいないのに一流のデザイナーさんの真似してペラペラと裏話を喋っても、自分語り恥ずかし過ぎ的な意味で、赤っ恥をかきます。コンテンツ──というか商品にまつわる情報のみでしたら、それこそ前述の出版メディアの役目ですしネ。
 他のパパンはパパン自体にキャラクター的価値、カリスマ的価値があるため語ってもいいけど、自分はなぁ……と思ってます。そもそも需要がないんですから。
 というわけで、裏情報などは、いずれオフィシャルでそういう機会が設けられたら、恐れながらと──の話ですネ。

 リアルでお会いした方はわかると思いますが、人間として無口なわけではないのですヨ。
 
 一方玩具デザインの話ではなく、必殺シリーズ関係の裏話はどうだと言うと、これまた色々積年の事情がありますので自粛なのです。

 いや~、難しいです。世の中。

地域イメージ

 自分がミクロマンや武装神姫などで、オリジナルキャラクターを作るとき、
 かなり高い確率で、そのキャラの出身地、あるいはイメージとなる地域を設定します。
 その地域に思いを馳せながらキャラクターを組み立てていくんです。
 例えばミクロレディ・シャンニーでしたら、香港の銅鑼灣(コーズウェイベイ)とか。
 ミクロレディ・ユメは、前世が甲斐国(山梨)ではないかというフリだけしています。

 複数のキャラで同じ地域になっちゃうこともしばしばあるんですが(笑)。
 こひるとメリエンダにも、当然イメージする地域はあります。
 もちろん、ユーザーの方に余計なイメージを押しつけるわけにはいきませんので、あくまで明言はせず、自分個人の脳内のお話なんですけどネ。
 というわけで、遠回りな文章ですが──。

photojap45[1]

 禿(かむろ)というのは──。
 遊郭において芸者や遊女の世話をする幼い娘さんたちです。
 現在は主に、京都などでお目にかかれます。

 さておき。
 自分はおもちゃのデザインをする他に、時代劇に従事する仕事をしていますので、京都は大好きです。愛してます。
 でも仕事なので、太秦界隈しか行けないことがほとんどです。

 体調を崩してから毎年、京都から山陰本線を延々乗り継いで松江や出雲大社に行くのが楽しみなんですが、今年は必殺シリーズの定期刊行物の仕事があるから、だいぶ遅くなっちゃいそうです。
 早く行きたいな。大阪・京都だけならいやっちゅーほど行かせていただいてるんですけどね(笑)。
 あと、関西や山陰地方の神姫オーナーの方々ともお会いしてみたいです。

 関係ないけど、ブログがつまんないとあっという間に拍手も減るんですね! 
 厳しい世界だ!
 2拍手とか。神社か!
プロフィール

DOGMASK

Author:DOGMASK
■だいたいのお仕事リストはこちら

・おもちゃデザイナー
・絵描き
・ライター(主に時代劇・玩具)
・物語描き

東京は八王子に住んでおります。1970年2月24日生。
必殺シリーズおよび時代劇全般と可動フィギュアを愛しており、なんとかその辺界隈で食いつなぐべく、日々邁進しております。
変形ロボットデザインしたり、萌えフィグデザインしたり燃えフィグデザインしたり、メカデザインしたり怪獣デザインしたり、衣装デザインしたり変身ヒロインデザインしたりしています。
『ミクロマン200X』『武装神姫』『トランスフォーマーGT』『マイティレディ・ザ・シリーズ』『魔法少女てんてるマロン』キャラクターデザインワークス、
『必殺シリーズ完全殺し屋名鑑』『必殺シリーズ完全闇知識』『必殺DVDマガジン』『必殺仕事人2009公式ガイドブック』執筆編集などなど。
年に一回は出雲に行かないと死ぬ病気です。ああもう死んだ。

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