必殺DVDマガジン その5 1stシーズン完結

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 世間ではワンフェスでしたね。
 自分も行きたかったのですが、今日(26日)が〆切で、絵を描くのが壊滅的に鈍いので行けませんでした。っていうかいまだに終わっておりません。なのになんでブログ書いてんの。
 また持病も病的なまでに酷かったので──病気だから当たり前ですが──、八王子から幕張は今回ちょっとハードルが高かったみたいです。
 武装神姫にまつわる、愛する方々に、遠くで眺めるだけでもいいからお会いできる初めての機会だったのに、とても残念です。

 という訳で、講談社刊『必殺DVDマガジン 仕事人ファイル』も、男泣きの9.10号目が発売。
 1stシーズンオールアップを迎えました。
 最終刊は、華麗なる獣・花屋の政と、愛に滅した男・赤井剣之介です。
 いやー、感慨ですね。
 25年前の松竹ホームビデオ時代は、消費税なんか存在もしないのに1エピソード8,400円でしたからね。今は2本で1冊1,500円(税込)。時代は変わったものです。
 もちろん今回も執筆・監修をやらせていただきました。 

 今回は村上弘明さんと中村敦夫さんにガッチリインタビューができました。
 誌面の都合で1頁分しか載せられないのが残念なところでありますので、誌面の都合で掲載できなかった裏話を上っ面のみ列挙してみます。
 あ。
 裏話の話ですが、以前書きましたとおり、玩具デザインの場合は他に情報を発信する職業の方々がおりますから、自分ではどっからどこまで書いていいかを一存では判断できないんです。例えばミクロマン200Xに関してはデザイナーでもあり出版側でもあるので、当時はどこまで記事にしたらいいものか悩みましたが、結局今に至るまで裏話は何も書いていません。
 まあ玩具デザイン関係は、生きていればいずれ何かしら語らせてもらえる機会があると信じてます。た、多分。
 ただ、必殺などに関しては、自分は明らかに情報の発信者側ですので、メディアとして陽の目を見なさそうな裏話、問題ないもの、商業価値のないもの、オフレコでないものに限り、ブログで書かせていただいてます。そうしないと機会そのものが永久に発生しませんもんね。
 まあ玩具も芸能も根っこは一緒で、許諾者がOKならどこまで書いてもOKだし、許諾者がNGならどこまでもNG──という、ただそれだけなんです。どの業界でも一緒ですね。

 さておき。
 ご両名とも、我々の想像を遥かに超える必殺愛を持ってらっしゃいました。
 特に中村敦夫さんは、マネージャーの方が昔からずっと同じ方ということもあり記憶・記録が鮮明で、必殺ファンの間で噂になっていた京都のキャバレー・ベラミでの仕業人ショーのことや、『うらごろし』『おしどり右京捕物車』のこと、中村勝行さんのことなど、『仕掛人』と『木枯し紋次郎』の放映時、緒形拳さんと新幹線内で会話したこと、などここぞとばかりに根堀葉堀と訊けました。また、議員時代には反統一協会の運動をされていたので、その辺のお話しもしていただけました。
 また、和田アキ子さんの著書『和田アキ子だ! 文句あっか!』に記述されていた、撮影の合間に和田アキ子さんに唄を作ったというエピソードの裏付けも取れました。
 村上さんはとても温厚な方で、京本政樹さんのインタビューとセットで発言を整理整頓することで、キャスティング当時の時系列に整合性をつけることができました。村上さんご本人に20数年ぶりに『時代劇は必殺です!』を言っていただいたのですが、宣伝用映像に入っているかどうかは存じ上げません。

 仕業人は金のみで繋がったドライな関係とか、そういったハードボイルドな荒涼感ばかりが強調されることが多いですが、個人的、初期から後期に行くにつれて、バイタリティに溢れ、熱い魂を持った男達が活躍する『楽しい』一大エンタテインメント作品になっていく──という印象があります。
 また仕事人Ⅴも、ゆでたまご先生のゲストとかグレムリンとか、チャラいイメージばかりが一人歩きさせられてますが、抗争編や密室劇、特訓編など、少なくともあの時期のテンプレ的フォーマットからちょっとずつ離れて冒険しようという気概の感じられる作風で、個人的には好印象なのです。
 
 それそれそんなわけで、『必殺DVDマガジン』いかがでしたでしょうか。
 編集部さんの方針に従ったうえで、できる限りのことはしてみたつもりです。
 2ndシーズンはまだノーアナウンスですが、あるとイイですネ!

 今年もそろそろ山陰本線で出雲に行きたいなぁと思っております。

 ──なんだか疲れてるみたいです。 
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必殺仕事人2010

 『必殺仕事人2010』スペシャルを見ました。
 事業仕分けネタから始まり、それが生み出す弊害の描写に留まらず、全ての歯車が軋んで崩壊していく右京乃助の人物描写は、スペシャルに相応しいグレードの悪役と言えましょう。
 連続武家殺しとか炊き出しの大量殺人とか、無闇に事件は多いのですが、すべてを右京乃助中心でプロットを構成してあるので、ギリギリ散漫にはならなかったと思います……個人的には。
 小五郎以外の仕事人たちにはあまりスポットは当たってないんですけど、それぞれに印象的な見せ場が用意されていたので不満はないです。特にお菊が童山と対峙したときの、2009では見られなかった、ちょっとした貫禄がイイカンジですね。匳はもっともっと他のメンバーとのじゃれ合いが観たかったです。涼次はもはや安心株。
 主水の扱いは、やれる範囲ではあれでベストなんじゃないでしょうかね。主水が菊の絵描いたのか、とか想うところはあるんですけど、以降のシーンで、メンバーの主水に対する扱いが完全に物故者のそれになっていたことで、なんとなく感慨を感じました。
 もういないんですね。

 藤田さんは何度かインタビューをしたり、撮影にご一緒させていただいたり、京都や大泉へ行ってお話しをしたりしたのですが、未だに亡くなった感じは自分のなかではありません。
 亡くなった日は、必殺馬鹿つながりで京極夏彦さんや山田誠二さんと、電話やメールで『えっ』『えっ』『えっ』みたいなやりとりに終始して、動揺を隠せませんでした。
 特に京極さんは、藤田さんと一席予定があり、自分もそこへ遊びに行くつもりだったので大変残念でした。
 藤田まことさんのお別れ会もまだ未定なのですが、できればお別れはしたくないものです。
 でも、仕方ないですね。
 閑話休題。

 ゲスト仕事人の童山は、今回だけではなんとも言いようのない感じです。風車の弥七をやってる役者は必ず必殺にも出ますね。2人だけですけど。殺し技そのものはそんなに面白いとは思わなかったんですけど、カルタに込められた暗喩みたいなギミックは楽しいですね。
 余裕があってトゲトゲしてないキャラ造型は好感が持てました。

 津川雅彦や本田博太郎は、旧シリーズのファン的には『無駄使いすんな!』なんですけど(笑)、まあそれは致し方なく。
 あ、前田亜希が産着を縫うシーンで、『新からくり人』の未音盤化BGMが流れていたのが興味深いですね。 
 渡辺家の懐妊エピソードは、予想を裏切ってくれたらうれしかったんですけど、まあ必殺らしいですね(笑)。

 今回は演出が非常にスピーディで凝ったものだったので見応えがあったんですけど、やっぱり個人的には、必殺は46分が肌に合うな。
 早くまた新シリーズが始まってくれたらいいんですけど。

 随分散漫な文章ですが、感想ということで。

必殺DVDマガジン その4

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昨日になっちゃいましたが、講談社刊『必殺DVDマガジン 仕事人ファイル』の第7・8号の発売日です。
『糸井貢──暗闇仕留人』と、『組紐屋の竜──必殺仕事人Ⅴ』の特集です。
相変わらず、執筆・監修をやらせていただいています。
あ、キーボードにアリが。なんだなんだ。
さておき、今回の見どころはなんといっても、久々に石坂浩二さんが語った必殺。
そして、掛け値なしの実物、分銅付き組紐のプロップ撮影です。
収録話も絶対抑えておきたい『試して候』『乗せられて候』『組紐屋の竜忍者と闘う』『組紐屋の竜右足を痛める』の各2本。
今回は事故もないと思いますので、ぜひぜひお買い求めくださいね!

追記
・もう一個やってたロボ玩具仕事の方は、CADが進んでるみたいです。よかです。
・近日中にブログでお絵かき企画モノをやりたいなあとか思ってます。
・神姫パジャマ欲しい(・∀・)!

必殺DVDマガジン その3

鉄
市松

本日は講談社刊『必殺DVDマガジン 仕事人ファイル』の第5・6号の発売日です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4063670074
http://www.amazon.co.jp/dp/4063670082
『新必殺仕置人』より念仏の鉄と、『必殺仕置屋稼業』より市松の特集です。
男の憧れ鉄っつぁんと、ギャルの憧れ市松さん。本当か。

収録エピは、鉄の号が『男狩無用』『良縁無用』。
市松の号は『一筆啓上罠が見えた』『一筆啓上魔性が見えた』
偶然ですが、どちらも安倍徹郎氏が書かれたエピが一本ずつ入ってますね。
麻酔なしのメスで深くえぐるような人間描写は、何度観ても素晴らしいですね。

インタビューは、鉄の号が平成の火野正平こと火野正平氏。
市松の号は、一番沖雅也を現場で見守り続けてきた生き証人、石原興監督です。
火野正平氏のインタビューは、不謹慎極まりない内容でしたが(笑)、いずれ動画で陽の目を見る機会もあるでしょう。乞うご期待です。

関係ないけど、『仕置』が付くチームは大体強いですね!
『仕事』は案外そうでもない(笑)。

さておき、是非お買い求めください。定価各1500円(込)。
時代劇は必殺です。歌は『哀愁』と『あかね雲』!

必殺DVDマガジン その2

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 スイマセン。
 このくそブログを見てくださってる方は、自分を支持していただいている方ではなく、
圧倒的に武装神姫およびミクロマンといったコンテンツのユーザー様、引いてはおもちゃ者の方々であり、
必殺にはさしたる興味をお持ちでないことは重々わかっているんですよ。
ただ、現在やっている玩具仕事が、ちょっと口外法度ですもので、言えないのです。むう。

というわけで、世の中が神姫PSPゲームやリペなどで盛り上がるなか、
『必殺DVDマガジン仕事人ファイル参 知らぬ顔の半兵衛』
『必殺DVDマガジン仕事人ファイル四 錺職の秀』

が4月23日発売となります。

相変わらず監修・執筆として関わらせていただいています。
いいエピソードを選んでますので、よかったらどうぞ!
表紙の半兵衛さんのスチールとか珍しいでしょでしょ?
半兵衛さんの号は、なんと中尾ミエさんのインタビュー収録です。
ついでに、第5話の牢内ルーレットに割り振られた人物も明らかになってますぜ! 細かすぎて売りにならないですけど。
秀さんの号もご本人のインタビュー収録してます。両方併せてお買い求めください!

ふう。

あ、膀胱癌の尿検診は陰性でした。また生き延びた。
プロフィール

DOGMASK

Author:DOGMASK
■だいたいのお仕事リストはこちら

・おもちゃデザイナー
・絵描き
・ライター(主に時代劇・玩具)
・物語描き

東京は八王子に住んでおります。1970年2月24日生。
必殺シリーズおよび時代劇全般と可動フィギュアを愛しており、なんとかその辺界隈で食いつなぐべく、日々邁進しております。
変形ロボットデザインしたり、萌えフィグデザインしたり燃えフィグデザインしたり、メカデザインしたり怪獣デザインしたり、衣装デザインしたり変身ヒロインデザインしたりしています。
『ミクロマン200X』『武装神姫』『トランスフォーマーGT』『マイティレディ・ザ・シリーズ』『魔法少女てんてるマロン』キャラクターデザインワークス、
『必殺シリーズ完全殺し屋名鑑』『必殺シリーズ完全闇知識』『必殺DVDマガジン』『必殺仕事人2009公式ガイドブック』執筆編集などなど。
年に一回は出雲に行かないと死ぬ病気です。ああもう死んだ。

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